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沼宮内 弼雄; 大谷 暁; 織田 暢夫*
Proceedings of Symposium on Biophysical Aspects of Radiation Quality, p.99 - 117, 1971/00
放射線の生物作用における線質効果を解明するためには、input量の定義の中に、放射線の一次的エネルギー付与の特性が組み込まれていなければならない。本論文では、微視的線量概念にもとづいて、一次的エネルギー付与の統計的分布を、重イオン、中性子線、線などについて計算により求め、その結果を、生存率、不活性化断面積などの推定に応用した。これらの結果は、実験により求めた結果と良く一致した。更に、これらの結果から、生物系の標的の構造、放射線の作用機構なども解明することができた。
沼宮内 弼雄; 大谷 暁; 河合 勝雄; 織田 暢夫*
JAERI 1179, 25 Pages, 1969/08
微視的線量概念にもとづいて、重荷電粒子水中巾微小飛跡中の一次的エネルギー付分布を、新たに開発した方法によってIBN-7044で計算した、入射荷電粒子の有効電荷(118)、エネルギー(412MeV/amu)、デルタ線のcut-offエネルギー(1251000eV)および標的の大きさ(/W=1/10001/10、100のすべての組合わせの場合について求めたエネルギー付与分布の情報を、一次的エネルギー付与の確率と、標的の大きさとの関数として表にまとめた。これらのデータから生物系にone-target modelを適用し、T-分布にもとづいた重荷電粒子に対する標的有効断面積と幾何学的断面積との比(Sett-So)を求め表にした。